“日々の診察ですぐに役立った共感トレーニング”

| お名前 | A.S.さん(仮名) |
| 職業 | 精神科医 |
| 勤務形態 | 医療機関で外来診察 |
| 受講内容 | TIPモデル(共感トレーニング) |
TIPモデルを学んだきっかけ
長年精神医療にたずさわってきました。薬物療法だけでなく心理療法も学び、患者さんの治療に役立てようと努力してきました。心理療法は役立ちはするものの、何か根本的に限界を感じていました。そんな時、援助職なら誰でも知っている「関係性」について、その重要性や効果を強く発信するTaka心理学博士の紹介WSに参加し、関係性を強めることで治療効果が高まるということに、私が感じていた限界を突破できると感じました。それが受講のきっかけです。
印象に残った学び
TIPモデルの学びは、約2ヶ月続く、学生の頃に戻ったような、本格的な学びでした。特に後半のグループ・コンサルテーションでは、毎週他の受講者とペアを組んで、模擬カウンセリングと呼ばれる短いカウンセリングを行い合い、その録画を丁寧にみてくださった上でのフィードバックがとても助かりました。具体的にどこをどのようにすれば良いのかがわかる上で、具体的な練習法まで提示していただけたので「どうすれば良いのだろう?」と悩まずに、できないこと、苦手なことを克服するための練習に励むことができました。
臨床で感じた変化
すぐに効果が感じられました。診察中に心理学理論で患者を評価したり、薬の処方について考える診察をそれまでは行っていました。TIPモデルを意識して、色々考えるのではなく、患者さんにじっくり向き合うことで、患者さんの反応が明らかに違っていました。驚いたのが、今までそんなことあまりなかったのに、患者さんが「私の言葉にとても救われた」と泣いて感謝してくれたことでした。その患者さんは、それを境に目を見張るほど良くなりました。
これから受講される方へ
TIPモデルは、援助の本質である「相手を理解するということ」がとても大切であると教えるモデルです。行き詰まっていた私の医師としての仕事人生も救われた気がします。ぜひお勧めしたいです。
