ワークショップ終了後に振り返ること

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Taka博士です。

先日トラウマに関するWSを実施しました。思ったより多くの方(100名近く)が参加され、(実施したデモンストレーションの質が良かったため)満足感いっぱいで終了していったワークショップでした。

WSは参加者の学びを促進するべきものであると私は思っています。教育業界には「ブルームの教育目標分類」という概念があり、それを今回どう意識して学びを促したかという種明かしができたらと思います。

ブルームは、学びを6段階に分け、下から順に上に上がっていくもの(階層的である)だと考えました。それに従うと、まずは暗記や定義の理解などの下位の層をこなし、その上に上位の認知活動(深い理解)が積み重なっていきます。

今回のWSは時間も短かく、また(WS内でアンケートも取りましたが)臨床歴や理解度が様々な方達が集まったので、なかなか上位の認知活動への高みを提供するには至らないことを想定して「記憶と理解」の段階を中心的に促進していきました。そのためにWS内で、トピックに入る前に内容に関連した「アンケート」そしてトピック終了後に「クイズ」を取り入れました。zoomの基本機能でこういった教育的に素晴らしいものが使えるなんてびっくりです。

またデモンストレーションは「応用」への高みに挑戦していただくことを狙って行いました。アンケートやクイズ含め、講義内容から得た理解が、どのように応用されるかを見ていただきました。そしてデモンストレーション後の振り返りで「分析」の高みへの挑戦を促しました。どこで何をなぜセラピストがしていたかを知ることで、その意義を理解できます。

このように、ブルームの分類を明確に当てはめて形作ったWSは初めてでしたし、感触も良かったので、今後もブルームの考えを取り入れつつ、皆さんの学びを促進したいと思える、そんな収穫のあるWSでした。